2009年ウイグル騒乱事件の発端
ウルムチ市での暴動は、広東省韶関市の旭日玩具工場で、漢族とウイグル人の従業員の間で乱闘が発生し、2名のウイグル
人が死亡した事件の数日後に発生した。この事件は、工場の従業員寮にて、漢族の女性従業員がウイグル人の男性同僚から
性的暴行を受けたとの噂がきっかけとなっており、噂は6月の末ごろから工場内に流れていた。6月25日、26日の夜間に、漢
族、ウイグル人の従業員の間で大規模な乱闘が発生し、2名のウイグル人が死亡し、ウイグル人79名を含む118名が負傷した
。
こうした噂は、同工場を解雇された元従業員により広められていたとみられており、警察当局は、その後の捜査でも、性的
暴行が発生したという明確な証拠を見つけることができなかった。
亡命ウイグル人組織の指導者は、広東省での事件の犠牲者数は、当局の報告よりも多いと主張している。新華社は、この噂
を広めた人物が警察に逮捕されたと伝えているが、ウイグル人は、当局がウイグル人の保護に失敗し、事件に関わった漢族
を逮捕していないと主張している。韶関事件の直後には、事件の凄惨な状況を撮影した映像が、YouTube等の投稿サイトに
掲載され、新疆のウイグル人の間でも、事件への政府の対応に不満が蓄積していった。多くのウイグル人は政府の事件への
対応に満足せず、7月5日にウルムチ市の街頭で抗議活動を始めた。
一方で、中国当局は、ウルムチ市での事件が「事前に計画され、組織された暴力犯罪であり、外国から煽動され、国内の非
合法組織により実行された」と主張している。新疆ウイグル自治区のヌル・ベクリ主席は、7月6日の朝の声明で、一部の海
外の反体制派が、国家の分裂を意図して、民族の団結と社会の安定を破壊するために、広東省の事件を利用して、7月5日の
暴動を煽動したと主張した。当局の主張によれば、亡命ウイグル人の組織「世界ウイグル会議」がインターネットを使って
暴動を煽動したとしている。これに対し、世界ウイグル会議の議長ラビア・カーディルは、自らが暴動を煽動したことを否
定し、「当初平和的な集会として始まったデモは、群衆の一部が、当局の過剰な警備に反応し、暴徒化した。私は、ウイグ
ル人が行った暴力にも、中国当局がウイグル人に行った過剰な実力行使にも明確に批判をする。現在ウイグル人が抱いてい
る不満の原因は、中国政府がウイグル人に対して法の支配を徹底しないことにある」と述べている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
このような争いは無くなっていってほしいと心から思います。
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